【黒人差別問題】Black Lives Matterとは?背景は何?

社会

今回はジェンダー問題に続いて、知っておくべきトピックである、人種差別問題、
その中でもGeorge Floydさんの事件をきっかけにして、世界中で行われている
Black Lives Matterプロテストについて解説ていきます。

先日、このBlack Lives Matterプロテストを受け、NHKが黒人差別についての教育ビデオを配信しましたね。
たくさんの批判の声があって、NHKは謝罪し動画を取り消しました。

私もこの動画を見ましたが、黒人への偏見はすごいし、全くもって今回のこの問題の的を得ていないなぁと、残念に思いました。

今回のBlack Lives Matter運動がどうしてこんなにも大きくなっているのか、
そもそもBlack Lives Matterとは何なのか、解説していきます。
この記事を読んで、人種問題について考えましょう。

Black Lives Matterとは

Black Lives Matterとは、2013年にアメリカで発足した財団で、
当時17歳のアフリカ系アメリカ人の青年が警官に射殺された事件がきっかけであ立ち上がりました。
アメリカ・イギリス・カナダに拠点を置いています。

白人至上主義をなくすこと、政府や警官による黒人に与えられる暴力を防ぐこと、
黒人の活躍の場を増やすことなどを目的としています。

George Floydさんの死

アメリカでは、警官による黒人に対する暴力や射撃というのは、過去にもいくつかありました。
では、なぜ今回のGeorge Floydさんの死がアメリカをはじめ世界中で大きな運動になっているのでしょうか。

今回の運動で大きく訴えられていることは「正義とは何ぞや」ということです。
防犯カメラに実際の現場が収められているのですが、
George Floydさんは無防備だったにもかかわらず、9分間にも及び警官に首を膝で地面に押し付けられています。
“I can’t breathe.”(息ができない)と何度も訴えていますが、警官はやめません。
この暴力で、George Floydさんは結果亡くなりました。

これを見たアメリカ人が、ここまでの暴力を与えられる理由はないだろう!ひどすぎる!
ということで、プロテストが始まったわけです。

この証拠ビデオに加えて、この事件に関わった4人の警官への対処は解雇だけだったんですね。

おいおいおい、ちょっと待て!と、なりますよね。
これは殺人だろう、警官だったら何をしてもいいのか!
と、多くの人が警察に対しさらに怒りを募らせます。

今までの警官による黒人への射撃を含む暴力は、証拠を押さえているものがなかったりするらしいんです。
それから、ロックダウンで多くの人がテレビ報道をみていたことも
より多くの人から注目を集めたのではないかと言われてます。

発端のプロテストはこの事件のあった、アメリカ ミネアポリスというところで、
警察署の建物が放火されるなど、過激なものでした。

このニュースを受け、アメリカ・カナダをはじめ世界中で警察の黒人に対する暴力反対運動が始まったわけです。
このプロテストで、何千人というアメリカ人が逮捕されています。

トロントでも大規模なプロテストがありました。
この日、4,000人を超える人が集まって抗議をしました。
その後も警察の前でなど、何回にもわたりプロテストが行われています。

各地で広がるプロテストを受け、この事件に関わった警察4人は殺人罪、それから殺人を擁護した罪で、刑務所送りになりました。

多くの人が声を上げれば、世の中変わるということですね。
今回のプロテストは人種を飛び越えて、本当にたくさんの人が参加しています。
人種なんか関係なく、一人の人間として尊重し合える世の中がもっと浸透してほしいでね^^

一方で…

アメリカでこんなにも広がりを見せているのには、
この警察の非人道的な暴力に加え、過去最大の失業率も火を注いでいると言われてます。

それから、このBlack Lives Matterプロテストに便乗した強盗もかなり問題になりました。
アメリカ人の友人が働いている店でも、強盗が入ってきて商品を盗んでいったと言っていました。

トロントでも、上のビデオのプロテストが行われる前に、
アンチ資本主義、超左派が混じって強盗をするかもしれないという情報があって、
路上の店は全て、木の板でガードされました。(たぶん動画内でもわかると思います。)
当日は平和的に終わったのでよかったです。

最後に

過激化するプロテストに対し、George Floydさんのお兄さんがスピーチをしています。
私の友人がそのことについて取り上げているので、是非読んでスピーチをきいてください!こちら

いかがでしたか?
日本がどんな報道をしているかわかりませんが、この記事をよんで理解が深まれば嬉しいです。

日本人としてどうですか?
「うーん、黒人のことだからあんまり関係ないよね」と思う人もいるかもしれませんが、
人種差別は他人事ではありません!
実際にコロナウイルスでひどいことを言われた日本人の友人もいます。
なぜ?ってアジア人だからです。

そして決して、海外だけではありません!
自分の中にも外国人に対する偏見がありませんか?
そういう考え方で日本にいる外国の方に接すると、知らず知らずのうちに、
その人たちに嫌な思いをさせているかもしれません。

今一度、人種問題について友人・家族・学校などで話し合ってみてください!

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